桜台親和町会

レスキュー隊

 

         「助かろう・助けよう!」

 桜台親和町会レスキュー隊は、「助かろう・助けよう」を合言葉に地域の人達が 全員参加 の防災活動を目指しています。また、防災に関する知識の習得、人命救助の訓練、防災機材の調達と保全・点検等を行っています。
レスキュー隊員募集欄もご覧願います。簡単なレスキュー隊発足の経緯なども記載しております。)活動対象地域:練馬区 桜台2丁目および桜台3丁目(一部)

桜台地区区民館においてAED(心肺蘇生装置)の操作体験訓練が行われました。

            桜台親和町会レスキュー隊  Aブロック幹事 山森 俊治


 令和4年、7月23日(土) 14:30分より桜台地区区民館にて練馬区防災学習センターによる出前防災講座およびAED(心肺蘇生装置)の操作体験訓練が行われました。
 最初に内田防災学習センター長による、「災害に備えて」と題したスライドを用いたご防災講演がありました。特に、区の防災計画や学習センターの事業および首都直下型地震に対する備えなどのお話がありました。

 練馬区防災学習センターについてお知りになりたい方は以下のURLをクリックして御覧ください。
https://www.city.nerima.tokyo.jp/shisetsu/bousai/bousaigaku/bosaigakushucenter.html

AEDについて
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/bo_college/bousaigakusyuu.files/10_aed.pdf

参考までに、2015年8月30日に桜台地区区民館で開催された操作講習会の様子をビデオでご覧になることができます。同様にクリック願います。

(表示まで若干、時間がかかります。)

https://mega.nz/file/LlMjUBhZ#iKmTwEhLyIRCbvueyR1oypVjtpQv3Bl8GRYoTQGNZqw


桜台親和町会防災マップWEB掲載のおしらせ。

               桜台親和町会レスキュ-隊  Aブロック幹事 山森俊治 

 桜台親和町会防災マップが出来上がり、Web に掲載されています。

以下に示しましたサイトを開くと、親和町会エリア(防災マップ)の地図が出てきます。地図の上の□内にチックを入れると、それぞれ(消火器、消火栓、AED、ミニ防災井戸)の項目のマップをご覧になることができます。 チェックを複数つけると、選択した項目を重ねて表示することができます。   

https://sakuradai-shinwachoukai.web.app/bousaimap.html

 

 

桜台親和町会レスキュー隊総会議事録
                      令和3年7月17日 古澤総務部長記

開催日時  令和3年6月26日14:00~15:55
場所    桜台3丁目   桜台地区区民館 大広間
出席者   桜台親和町会レスキュー隊隊員継続希望者のうち19人(希望者35人)
内容    練馬消防署 消防司令補 小熊祥子様の講演
      本部長挨拶
      桜台親和町会レスキュー隊の現状
      会則・体制について
      活動に対する意見交換

講演の部
講演 テーマ 「桜台地区の防災面からの危険度と町会等の地域防災組織にお願いしたいこと」
講師      練馬消防署 消防司令補 小熊祥子様の講演
講演時間    14:00~14:15
質疑時間    14:15~14:35
講演内容
1. 桜台地区の災害の危険度については23区の中では平均かやや安全な地域であるとされています。 
2. 桜台4丁目には木造密集での危険な箇所。6丁目の石神井川沿いで土砂災害の危険な場所があるが、本町会の2、3丁目は特にないと消防署では認知しています。
3. 消防署で把握していないところ。雨が降ればこのあたりはよく浸水するところとか、一人暮らしの高齢者のお住まいで災害時には逃げられないのではとか、隣同士が接近しているので火災時には心配とかなどの街の方ならでは情報は、皆さんの方が、たくさん持っておられるのではと思います。この情報は防災にとって重要な武器です。
4. これらの情報が欲しいのは大規模災害時。同時多発的に災害が発生したときです。
 普段は、119番をかけていただければ対応をしていますが、同時多発的な災害では、119番通報も増えます。どれぐらい多いかというと1分間に20件ぐらいです。消防車・救急車は順次対応はしますが、すべてに対応はできません。こういう時に活躍していただきたいのが町の皆様(の組織)です。
5. 大規模災害といっても首都直下型の地震とかだけを指しているわけではない。今日も台風が近づいているとのことですが、台風がもたらす風雨で、浸水の恐れがある場合に、本来はお住まいの方が土のうを準備するとか、避難場所に避難をするとかが必要です。
6. 台風の時の避難場所を知ってますか。 桜台地区区民会館が水災時の避難場所になっています。
7. お住まいの方が、体が不自由で、土嚢などの準備ができない。避難所へ行くことができないなどの状況がわかっている場合は土嚢作成のご協力や避難所への同行。日頃からのご近所の情報で、お体が不自由な方や避難所に行くことが困難な方の存在を知っておくことが大切ですし、皆様に期待するところです。               8. 開進第三中学校の避難拠点は大規模災害の避難拠点とともに情報拠点ともなります。救護所も開設されます。他に飲料水の給水所も設けられます。そこで、大規模災害が発生したときには、消防車や救急車が来ない場合には、避難拠点に運ぶという活動も考えられる。3.11の東日本大震災では、道路は大渋滞で消防車は全く動けなかった。救急車は到着までに5時間かかった事案もあります。そこで、大きな災害が起こった時には消防車、救急車はすぐには到着できない可能性が高い。そういった時に頼りにしているのが皆さんです。
9. 大災害が起こった時にやっていただきたいのが安否確認。皆さんが把握している、先の体の不自由な人達の情報から、そちらの方々に声をかけて、無事の確認をしていただく。そうでない場合は、ご近所の仲間に声をかけて必要な対応をする。このことにより、消防車、救急車が到着する前に助けることができます。
 けがをしていた場合は、応急手当をしていただく。救急車で病院に運ぶということは、救急車の到着が遅れ、難しいことが予想されるため、ご近所の皆さんで開三中学校の救護所に運んでもらえればと思います。
10. ここの家、火が出ている。どうしたらよいでしょう。この消火器です。この区民会館にも置いてある。道路にも置いてある消火器です。また、各町会においてある小型の消火用ポンプを使用しての消火もできます。このポンプなどはいきなり使えと言われると困ると思いますので、訓練をされる場合は消防署から訓練場所に出向くことも可能ですし、消防署でもできますので訓練をしてください。
11. 現在コロナ禍でなかなか訓練ができない状況下でありますが、消防署では少人数、短い時間、ピンポイントの訓練を行いましょうということに力を入れています。例えば、消火器の使い方。消火訓練というといろんな機材を利用した訓練を行っていましたが、どうしても時間が長くなるので、今日は消火器の訓練をしましょう。今日は消防ポンプの訓練をしましょうというように分けることでの訓練をおすすめします。
12. 消火器の使い方は、皆様ご存じの方も多いと思うのですが、
   ①黄色い安全ピンを抜く。
   ②ホースを火点に向ける。
   ③レバーを握り、水・泡・炭酸ガスなどの消火剤を噴出させる。
 この3つの動作を覚えていただければ使用できます。
 ただ、実際に火を見た場合にはこれができないことも多いのです。火災現場では、消火器が使用されず投げられたように思える「消火器のまる焼け」を見ることもあります。
 応急救護も同様。本来でしたら丸一日かけて訓練をしているのですが、例としてケガしたときに特化をした訓練をする。AEDに特化した訓練。熱中症に特化した訓練。子供さんを対象とした訓練があります。
 消防署ではいろんな災害についてのカリキュラムを用意していますので、気になることや短時間での訓練についても消防署にご相談ください。
13. 最後になりますが、人を助けるために一番重要なことは、まず自分の身を守ること。自分がけがをして動けなくなったら、人を助けることができません。まずは「自分の身を守ること。安全を確保すること」をお願いしたいと思います。
14.本日の資料ですが、「まず身を守るために、自分の家を安全にしましょう」というテーマでいろんな資料を入れさせていただいています。火事の原因として寝たばこが多いので「寝たばこはやめましょう」「住宅用火災警報器は古くなっていませんか。チェックしてください」「家具の転倒防止はできていますか」などのお知らせです。
 これらのテーマごとでのお話も可能ですので消防署にご相談ください。
15.これで本日の話は終了します。ご質問がありませんでしょうか。
次に講演後の質問が多数ありましたのでそのQAを列記します。

Q1. 桜台地区が住宅密集ということで、震災時に延焼被害の恐れのあるいわゆる「木密」の会合が始まっています。対象地域は桜台2丁目がということですが。これについてご存じのことはありませんか。
A1. 住宅密集という情報は個人情報となるため、消防署は持っていない。区役所の管轄。
 練馬消防署としては細かい情報はもらえない。消防署では桜台4丁目に木造密集地があるということしかわかりません。木造密集地を対象に訓練をするということであれば、区役所も巻き込んだ訓練をすることとなります。もちろん消防署も参加するが。過去は桜台5丁目、6丁目にも木造密集地の指定があったが、現在は解消され、4丁目の一部となっています。
 (『桜台2丁目にも木造住宅密集地域がある』という情報提供を受けました。」との連絡が後日ありました。)
Q2. 街づくり協議会では、桜台2丁目も対象となって現在協議をしているところ。一つの視点として、大型の消防車が桜台通りや正久保橋通りまでしか行かず、その間の住宅火災が発生した場合にホース延長が200M程度しかできないとの話を聞いているが。
A2.消防ホースは20Mであり、このホースの延長をしていけばご質問の制限はない。ただ、長くなればなるほど、ポンプ車の水圧(送り出す側の圧力)やホースでの減衰があり、火災現場での十分な水量・水圧の保証ができない恐れはあるが、消防署はそのようなこと想定して訓練を重ねています。
 また狭い通りは、消防団のポンプ車の活用、町会にあるD級ポンプの活用をお願いしたい。D級ポンプもすぐに使えるものではないので、機会があればその訓練に参加をお願いいたします。
Q3. お話に出てくるD級ポンプは秋に南町小学校で行われる軽可搬ポンプ競技会の軽可搬ポンプのことか。
A3. その通りです。
Q4. 実際の火事の時に隣家が火元で、延焼防止のために、自宅に家庭用のホース等で水をかけるとした場合の効果のほどは?
A4. 全く効果がないとは言えませんが、火は燃えるものに移ります。また、消火は炎に対してではなくこの燃えているものに対して行わなければ効果がありません。恐らく、そのような状況では身の危険もあるのではないかと思われます。119番に連絡をされて、自分の身を守る手段を講じるほうが賢明です。消防隊が到着したら、火元の情報、例えば、「今は留守」「家族構成がどうだ」などの情報を消防隊に伝えてもらえれば、速やかに火元に進入、消火活動ができます。無駄とは言えないが、身の安全を最優先にしていただきたい。
Q5. アパートの消火器は、そのアパートと直接関係しないところの火災でも、該当消火器と同じように使用して良いものか。
A5. 火災が起こって、大事な財産や人命が失われることを防ぐのですから、使っても構いません。使用した後の消火器の交換・内容物の補填などは区役所と相談してください。
  費用弁済があるかもしれません。
   ⇒町会防災部で確認し後日連絡いたします。
 消火器の使用方法についてはだれでも使えるような簡単なものです。小学校の中学年にも使い方を教育している。誰でも使えるものですが、効果は強力。天井に届くまでの炎だったら消火できる。天井までとどいたら、天井を伝って別の場所で発火し、退路を断たれる可能性があります。
 そのため、天井をはうような炎でしたら消せないと判断して、逃げてください。
Q6. 119番について。大規模災害時にはなかなか消防車・救急車が来ないとのお話がありましたが、到着までの目安時間、20分位で到着とか1時間位で到着とは教えてもらえるものなのか。
A6. できないです。なぜかというと、すぐに出れないというのは別の発災場所で対応しているからで、この対応の終了時間がわからないからです。消防車が119番を受けて出ていく順番は、基本的に早い者順です。危ないからとか緊急度の判断は現場に到着しなければ判断がつかないので、受けた順番で出て行っています。
Q7. (Q6に関連して)
 すぐ来るかどうか不安である。そこでやっていいことと悪いことについてあれば教えてほしい。例えば、消火栓からのスタンドパイプを使用しての放水などは、あとからの消防隊の消火活動の妨げにならないものか。
A7. 軽可搬ポンプやスタンドパイプでの放水などは大丈夫です。ただ、あくまで皆様の活動が危険でないような状況下で行ってください。皆様の活動で使用されているものがあっても、現場に到着した消防隊は、自分たちの判断で消火活動を行います。使用されていた機材等で妨げるものがあれば、皆様に相談の上、片付けて行いますので、到着までに、身の安全が確保できるようであれば、実施願います。大規模災害時はなおさらです。
Q8. スタンドパイプに関連してですが、消火栓のマップはないのでしょうか。
A8. 消防署では消火栓・防火水槽等の水利は把握しているが、マップの配布が可能可は不明。持ち帰り確認をしたい。⇒不可との連絡が後日ありました。
   桜台地区は防火水槽をはじめ、消火栓の数も多く充実しているようです。
  多くの町会では、町会住民と児童生徒の協力を得て、マップ作りをされていて、児童生徒の夏休宿題とかで作成され、共有化されているところが多数です。
  (防災部補足)
  以前、森谷さんがAEDのマップを作成されていた。今年度計画の中で、町会の防災施設の確認を考えている。提案にあったような小学生の夏休みの宿題への支援。もしくはコロナが一応終息した時期に実施しようと思っています。このような作業で消火栓を認識するのも良いと思っています。また、スタンドパイプの訓練をこの消火栓ごとに各ブロックを持ち回りで訓練しても良いと思いプラン中です。
Q9. 3・11のような大規模地震の際にも消火栓の水は流れているものなのでしょうか。
  水道管が破裂している映像なども良く見るのですがその時はどうするのでしょうか。
A9. 消防署では、地震時の水道管の破損等については把握できないので、スタンドパイプを使用するときは注意をするようにという決まりがあります。また、消火栓が水道管から直接水を給水するのに対して、防火水槽というものがある。これらの使い分けで対応をしています。
(防災部補足 しいのみ公園には防火水槽が設置されています。)  
Q10.ブロック塀の倒壊なども話題になるが、その情報は消防では?
A10. 消防署では残念ですが保有をしていません。一部の消防職員が受け持ち地域でチェックしたものはありますが、消防署としては共有化してはいません。
   (防災部補足 ブロック塀改修の資金援助など区役所ではやっていますが、防災課に情報が集約化されているか不明です。)
Q11. ボヤと思われる火災時に消防車が10台ほど来ているが、多いのでは?
A11. 119番通報で、「火事です」と通報があった時に出動する台数が決まっています。
 基本は大体10台です。現場について、言われるようにボヤでしたら、一部を除いて帰隊します。反対に、大きな火災の場合は、応援の消防隊が追加されることになっています。

以上

総会の部記録
 
 出席者 役職・敬称略
  岩崎幸次郎、上田冨美恵、岡村由美子、片山えり子、倉持晋悟、篠 芳子、柴木 稔、長嵐大朔
  野﨑正彦、藤丸英明、古澤文夫、堀河佳子、松井和幸、光清 勝、宮下久美子、森谷英一郎
  山森俊治、吉川昭二、吉武素子様

(消防署からの講演後に、総会を開始、進行は古澤が行う。)

1.挨拶                                     長嵐会長
   レスキュー隊の発足2004年です。当時の練馬区長もお招きして華々しくスタートしました。今年で17年目になろうかと思います。2014年には10周年のお祝いも致しましたが、年とともに活発な活動も希薄になり、現状に至っていると思われます。消防署からのお話、また町会内での火災の発生もあり。レスキュー隊の発足の意義というか、役割は決して軽くないと認識しています。これからのレスキュー隊がどのような方向をめざして、どのような体制で行っていったら良いかということを皆さんのご意見を頂戴して決めて行けたらと思いますので活発な意見交換をお願いいたします。

2.レスキュー隊の現状
別紙のとおり 70名に案内 本日ご出席者19名。継続希望者で欠席者16名
    計35名が継続希望者
    この機会に退会希望者    23名
    未回答・不明者       12名
  藤丸隊長から
    レスキュー隊発足当初はこれぐらいの人数ではなかったと思いますが、年数がたち、町会活動を担っていただく人も高齢化された結果とも思われます。
    それ以外の要素としては、自身が現役のため、時間が取れなかったことやメインの活動としていた避難拠点との合同活動が春から秋に替わったこと。消防や警察との合同訓練もトランプ大統領の来日などの影響で、一緒に行ってもらうことができにくいのではと忖度して計画を進めなかったことがあげられます。とはいえ、2018年には開三中での避難拠点の救護所の訓練、2019年に日赤を呼んで防災訓練を行い、2020年はコロナ禍でしたが、開三中の避難拠点訓練には、生徒が町会に出てくるのではなく、町会から中学校に出向くということで6名の参加で実施しました。このようなことで、昔の活動に比べれば先細りの状況となっています。本日は多数のレスキュー隊員の参加を得ていますのでご意見を頂戴して方針を決めて進めたいと思います。

3.体制・役員・会則について 
  別紙の会則・訓練計画の討議依頼事項を古澤が説明。
    会則  第1条の目的
        第4条の役員
        第5条の会議の招集
    訓練計画での町会防災部とレスキュー隊活動について
 討議に先立って、藤丸さんからレスキュー隊の状況について補足された。
  本部長は、町会長。会則のとおり町会のレスキュー隊を町会として総括する役目。発災時には隊長が指揮を執るということになる。ただ、隊長がいなければ動かない組織であってはいけない。役割は会則で定めるが、発災時に役員全員が揃うということは想定できない。ということは、発災時には役員以外のレスキュー隊員も積極的に、隊長、ブロック長の役割を担っていただかなければ機能しない。このような意味合いで、平時の役割として体制・役員を決めても、皆さんと一緒になって、発災時にどうするのかを意識するレスキュー隊であってほしい。
【本日の結論が出たこと】
 ①体制・役員について
   本日、レスキュー隊の本部長の交代が動議として出されたが、質疑の結果、町会長が本部長を兼務することで了承される。レスキュー隊長は互選ということなので藤丸現レスキュー隊長が継続することで了承される
  また、副隊長が欠員のため、森谷英一郎氏が推薦され、本人も承諾されたので副隊長として本日以降活動してもらう。
 ブロック幹事長については、Aブロック 山森俊治氏 Bブロック 古澤文夫
 Cブロック 光清勝氏  Dブロック 藤丸英明氏 
 ブロック幹事については、各ブロックで決めていただければよいこととする。

 体制・役員は上記結果次の表のとおりとする。レスキュー隊役員会メンバーも同様とする。
レスキュー隊本部長 長嵐 大朔 
レスキュー隊長   藤丸 英明
レスキュー隊副隊長 森谷 英一郎
Aブロック長 山森 俊治
Bブロック長 古澤 文夫
Cブロック長 光清 勝
Dブロック長 藤丸 英明

② 他に決まったこと
・ 幹事について、ブロックで決めたら良いとかレスキュー隊役員会で決めるとか、ここにおられる隊員は幹事の資格有で何かあるときにはブロック長を支援する。代行するので良いのかの意見があった。ブロックの実態に合わせて考えることとする。
・各役員の役割については、再度レスキュー隊役員会で検討する。
・レスキュー隊員の名簿を作成することを諮り承認された。
・レスキュー隊の事務局は防災部長が担当する。
③. 会則についての文言は、もう少し現実的にしなければ活動も続いていかないし、新たな参加者も増えてこないだろうという意見が多かった。これだけの人数で議論をやるのも大変なので、レスキュー隊役員会で検討することとし、次回総会で審議・決定をする。
  ただし、方針は今回の総会でまとまったように思うので、レスキュー隊役員会で文章化することと実際の令和3年の町会防災部の計画には、決まったことは反映しながら進めていきたい。
④ レスキュー隊役員会の日程は、レスキュー隊幹事と防災部で調整し実施する。
⑤ 次回総会は、本日のアンケートに令和4年2月に実施する案を出している。
  アンケートの回答結果とする
  ⇒19人中17人の賛同がありましたので2月に行うこととします。(防災部長追記)
ご意見
1.東京防災隣組の会員に町会はなっていることを承知しておいてほしい。
1,会則第4条
 レスキュー隊本部長=町会長ではなく町会長もしくは副会長に変更を。
  実際何か事があった時には実務上荷が重い。
隊長は防災部長が担当すると決まっていなかったのか。
会則上は隊長。副隊長を総会で決める。
ブロック幹事長はブロックで決めてもらい総会で追認することで良いのでは。
隊長は誰か。藤丸さんが良いのでは。
災害が起こった時はその場に私がいない場合は、だれでもが仕切ってくださるようお願いしたい。お互い頭に入れておいてほしいと思っている。
副隊長を決めたい。
幹事会をやるときに若い人の代表者をいれていただきたい。具体的には森谷さんを推薦します。本人からは了解を得ることができた。⇒森谷さんが副隊長として参加
1,会則第1条 
  ・レスキュー隊発足後17年を経過し、レスキュー隊は何をする組織。レスキュー隊に任せておけば良いのではなどの意見を聞く。見直しの時期では。
  ・町会住民のサポートと言う文言を入れたらどうだろうか。
  ・発災時は町会住民も動いてもらわなければならない。ここへの啓発も必要である。
  ・消火訓練を一生懸命行っても、実際発災時には安否確認をすることぐらいではないだろうか?
・人命救助を目的とすると、新たな参加者募集のハードルとなっている。
   レスキュー隊参加者を増やす障害となっている。
1,3.11の反省会であったこと
  仕事で街にいなっかった。実際にはレスキュー隊員だからといって発災時に自宅におれないことがあるのでは。発災時にレスキュー隊の活動をやっていても役に立たなかった?
  当時岡村会長は町会内を回って、安否確認をしていたと聞いている。
  レスキュー隊だよりではいけないのではと感じた。
1,発災時に町会にいない話もあったが、自分が被災したり、負傷したりしたら、他の人を助けることはできない。人命救助は大仰であるのではないか。これを前面に出すと誰も参加してくれないのでは?自分が助かることも活動の目的にして、自分が「助かろう。助けよう」のようなフレーズの会則にしたらどうか。
1. 会則ができた時期と町会で「助かろう。助けよう」のフレーズを導入した時期は、異なっているいる。「助かろう。助けよう」は町会員全員に投げかけたフレーズでもあった。
1. 発災時は、レスキュー隊だけではなく、助かった人が困っている人を助けるのがあるので?
1. 責任感ばかりを考えなくても良いのではないか。もう助けるような体力も落ちている。
・震災発災時には、行政はここまでまで来ない。来れない。電柱は倒れている。大規模災害で危な いところに行くに違いない。
・阪神淡路震災での淡路島では、夕方に自衛隊が救援に来てくれる前に、全員を救助できた。それは助かった人が、速やかに救助したからである。自衛隊が来た時には倒壊した家には一人も要救助者がいなかった。事前に救助されたからです。これは、近所の人が、どこに誰が寝ているかまでも把握していたからできる。
・会則の文言は目標であり、願望だから、そのままでも良い。
・自分たちが助かり、近隣の情勢をよく見て、近隣の人の安否確認をし、行政につなげることが活動。会則の文言のプレシャーからの活動をしようとすると動けないのではないか。
・その負傷者等がいたら救護所に運ぶ。避難所に行けない人は手助けして避難所に連れて行くのが求められる姿。会則の人命救助というのはそう言う意味ではないか。
・自分の周りでは消火栓からの放水訓練を3回行ったが、このように繰り返し、訓練や学習をすることで、レスキュー隊以外の人の参画を促し、発災時には、誰かが誰かに声をかけることで、目的が達成できるのだと思う。発災時は、レスキュー隊があるからといっても、そのレスキュー隊がどこかに行って、何かをやることはできないだろうし、レスキュー隊員もつらくなるだろう。現実は、近隣の方々が助け合うことにしなければならないし、そうなるだろう。
1,今の意見はレスキュー隊の意義というか存在価値というかにかかわる話である。大事なことであろう。もう少し、議論を深めることが必要では。
1,別の切り口で、防災部の計画では、町会の皆さんに伝えていくことや、提案されている訓練は大規模訓練ではなく、小規模の訓練のようですがいかがですか。これに「「助かろう。助けよう」のフレーズを加えていって、町会員や住民に対する啓発を進めてはどうか。
1,第1条の目的は変更せず、会則第2条を見直し、「助かろう」という活動項目を入れてはどうだろうか。それを訓練計画に反映させることではどうだろうか。早急に今日、決めるということではないが。
1. 会則をきちんとしたほうが、新しい隊員を募集しやすい。募集するときには「人命救助」を目的にすると負担が大きい。自分たちができることを考えて、それに合わせた目的にしなければ、会員の参加が得られないのではないか。
   重たいから、参加できない。また、退会したいということではないか。
1. 訓練は重要だが、ステップを踏んだ訓練を計画しすべきでは。軽可搬ポンプ操法大会に参加するにも数回の訓練を行っての参加である。いきなりポンプを使えと言っても難しい。大規模訓練で倒壊家屋からの人命救助についても同様であろう。このような訓練もステップを踏んで行ってほしい。また、身近なお困りごと解消のとしての対処訓練もしたら良いのではと思う。

多数のご意見を頂戴しました。ありがとうございました。本日の総会は15時55分に終了した。


 【本日のアンケートの結果】  回答者19名
  1. 練馬消防署の講演会   ①良かった  15名   ②普通   4名   
  2. 次回以降の講演会での希望
   ・ 同一内容で良いので、町会住民へ対象を広げてほしい。
   ・ 総会に合わせて講演会を行い、全町会員へ呼びかけることができれば。
・ 震災時の地域組織の役割
  
   3. 年度末総会(2月)    ① 賛同  17人   未記入 2人
   4. 総会と合わせての懇親会  ① 賛同  15人   ② 反対  3人   未記入 1人
   5. 桜台親和町会レスキュー隊のLINEについて  
            ① 現グループに参加している   11人
            ② 参加してみたい         3人
            ③ 参加したくない(?)方5名
          ・スマホ未使用者 2名
・PCでの連絡希望者 1名 
・電話・紙媒体の連絡希望者 1名 
・LINE使用に抵抗があると感じておられる方 1名  
            ④ LINE以外の連絡手段
・LINEに参加するもPC連絡も欲しい       2名
・PC・ショートメールでの連絡希望者     1名 
・電話・紙媒体の連絡希望者         1名 
・ショートメールも併せての希望者      1名
6. その意見
     ・会則の中に「この会は助かろう、助けようをモットーとして活動をしている~」を入れてほしい。
     ・開三中の防災倉庫・施設の見学会の計画などいかがでしょう。

    アンケートについてはありがとうございました。
今後とも訓練の機会ごとに皆さんにご意見を聞くようにして進めていきますのでよろしくお願いいたします。
以上

 

 

令和2年度開三中近隣地域合同防災訓練報告。(2020年11月14日)

                               防災部/広報部

 毎年恒例の開三中近隣地域合同防災訓練が令和2年11月14日(土)午前9時より行われました。
 本年はコロナ感染防止のため、町会、PTAの方々の支援者をごく少数に限定し、かつ、三年生について校外での担架搬送訓練は実施せず、中学校内での訓練となりましたので桜台親和町会からは藤丸防災部長/レスキュー隊長、吉川防災部副部長およびレスキュー隊Aブロックの山森の3名のみが参加しました。
 天候に恵まれましたので、全員校庭に集まり午前9時より訓練開会式が行われ、校長先生のお話の後、校内の各訓練地点へ移動を開始しました。
 一年生は各クラス教室で白地図等を用いて地域防災マップ作りをしました。事前に各自が調べておいた情報をもとにマップを作成し班ごとに発表する訓練を行いました。
 二年生は校庭で、以下の4つの訓練をローテーションで実施しました。
① 簡易担架組み立て訓練(指導:練馬消防署)
② 初期消火訓練、模擬消火器使用指導:練馬消防署)
③ 資機材操作訓練(バーナー・発電機・投光器)(指導:練馬区危機管理課)
④ 備蓄倉庫見学・その役割についての学習(指導:練馬区危機管理課)

 三年生は体育館で避難所運営ゲーム(HUG)、西多目的室で避難者用テント設営訓練、正門付近でスタンドパイプ設置訓練をローテーションで実施しました。
HUGは、避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したもので、避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。
プレイヤーは、このゲームを通して災害時要援護者への配慮をしながら部屋割りを考え、また炊き出し場や仮設トイレの配置などの生活空間の確保、視察や取材対応といった出来事に対して、思いのままに意見を出しあったり、話し合ったりしながらゲーム感覚で避難所の運営を学ぶことができます。
 HUG訓練については、体育館にて9班に別れ、教員の指導の元、実施されました。 また、スタンドパイプ設置訓練では練馬区危機管理課の方のご指導による操作訓練が行われるとともに、避難拠点連絡会の山口会長による桜台六丁目にある防災井戸の由来や説明が行われました。
避難者用テント設置訓練では、4-5が一組になって、コンパクトに折り畳め、収納できる簡易テントの組み立ておよび収納の操作訓練を行いました。
 午前11半すぎに全生徒が再び校庭に集合し、校長先生および山口会長の講評を伺い、全ての訓練が終了しました。
 「天災は忘れた頃にやって来ると」科学者寺田寅彦氏は80年前に警鐘をならしています。東北大震災のような天災の記憶が薄れ、再び多大な犠牲を被ることのないよう平時に備えを十分にすることが大切であると改めて認識した訓練であったと思います。

追記:本訓練の様子は開進第三中学校のホームページ(学校日記、できごと欄)にも掲載されています。(検索欄に「合同防災訓練」と記入し検索願います。)

http://cms.nerima-tky.ed.jp/swas/index.php?id=207

令和元年開進第三中学校と近隣町会との合同訓練を終えて

                          レスキュー隊長 藤丸英明
 14回目を迎える開進第三中学校と近隣5町会との合同訓練が、令和元年11月9日(土)9:00から行われました。昨年までは7月の第2土曜日に行っていた訓練を、最近の猛暑の影響により今年から11月に移動して開催されることになりました。
 訓練の規模は、全校生徒・教職員、多数のPTA、練馬区防災課、開進第三中学校避難拠点要員、消防署員及び消防団員、近隣5町会・自治会の方々総勢700人弱という区内でも最大規模の訓練です。
 この訓練は、日中この地域にいる中学生に緊急事態に際して力になってもらおうという区や中学校の方針を受けて、開進第三中学校避難拠点運営連絡会が主催して10年以上前から続けてきたものです。中学生は、
・1年生が教室で「防災マップの作成」
・2年生は校庭で中学校にある「防災資器材の使用体験及び訓練」
・3年生は近隣町会に出て「情報収集訓練と応急救護訓練・担架搬送訓練」を行います。
以上の訓練を実施して、中学生には3年間で知識・実技を体験することで、防災に対する意識を高めること、町会・自治会は中学生の実際を知ることを目標にしています。
 桜台親和町会には約40名の中学3年生が派遣され、ABCD4つの班に分かれ、レスキュー隊員と合同で「火災発生」「家屋倒壊」の表示のある住宅を探し、情報収集カードに記入する。それを集合場所である三丁目森公園に持ち込む「情報収集訓練」、その後三角巾を使った「応急救護訓練」、「担架搬送訓練」を実施しました。今回使った担架は一般的な担架の他に、赤十字の協力で行った訓練の後配布された車輪のついた担架(極端な話一人でも搬送できる)、練馬区から配布されているレスキューキャリーマット(狭い階段等でも搬送できる)の3種類の担架を使用しました。
 今後30年で70%の確率で起こると予想される首都直下型地震、今年広い地域に風や雨で被害をもたらした台風など、この国は災害が繰り返し起こります。それに対して自分の命を守ることを第一に考えつつも周りに対して手を差し伸べられるようにしていけることが大切です。まさに本町会の防災の合言葉、「助かろう 助けよう」です。
 訓練に参加された中学生をはじめ多くの方々、そして親和町会のレスキュー隊員の皆様お疲れさまでした。

開三中避難拠点医療救護所訓練開催(2018.12.2)

                レスキュー隊Aブロック幹事/広報部 山森 俊治

 平成30年12月2日(日)、午前9:00より開進第三中学校多目的室・音楽練習室・保健室等において避難拠点医療救護所訓練が行われました。
 練馬区では区域内で震度5弱以上を観測する地震が発生した場合、避難拠点のうち10校を「医療救護所」として設置し、医療救護活動を行います。
 この拠点には、あらかじめ医療救護資材を備蓄されており、設置とともに区の職員を中心に医療救護班等(医師会、歯科医師会、柔道整復師、事前に登録された看護師、住民の方、そして薬剤師会)が参集し、トリアージや軽症者の応急処置を行います。その際、発行される災害時処方箋の調剤と投薬も行われます。軽症者を助ける目的のほか、災害拠点病院や災害拠点連携医療機関などに多くの中・重傷者が押し寄せ機能不全にならないよう管理する役割も担っています。
 訓練は練馬区医療担当部森田部長のご挨拶および訓練説明のあと、9:15分より9:50分まで練馬光が丘病院光定医師による災害対策講習会が行われました。
その後、訓練が開始されましたが、桜台親和町会レスキュー隊の皆さんは主に、傷病者の役を担当しました。傷病者は予め、軽症者、重症者等のゼッケン(症例札ビブス)を着用し、西玄関の受け付けで振り分けられ、歩行可能な軽症者は音楽練習室で包帯・三角巾等で応急処置を受ける訓練を行いました。一方、歩行不能な方は、車いすやレスキューカー(担架)で保健室へ移送され、重症・中等症者の搬送順位を決定され、あわせて中等症者を災害拠点連携医療機関(浩生会スズキ病院)搬送したい旨、災対健康部(区)に要員を通じて搬送要請訓練が行われました。
 開始から1時間後の11時10分に訓練が終了し、光定医師から訓練講評の後、主催関係者による閉会の挨拶が行なわれ、11時30分に全て終了しました。
 なお、練馬区環境部が電気自動車を活用した災害時のエネルギー確保の実証展示を行っておりました。電気自動車を1台持ち込み、その車のエネルギーを外部給電機と接続し家庭用電源に変換して、避難者のスマートフォン充電などに活用するデモ展示でした。

「平成30年防災コンクール」に参加して(2018.11.4)

                                 森谷 英一郎

 本年は11月4日(日)の午前9時半から、練馬区立南町小学校の広い校庭で「防災コンクール」が開催されました。これは練馬消防署管轄内の各町会が防火訓練の成果を披露するものです。当日は曇り模様であいにくと肌寒い天候でしたが、町会の大勢の方が応援に駆けつけてくれました。この場を借りしまして、改めて御礼申し上げます。
 出場チームは軽可搬ポンプの部が20チーム、初動措置の部12チームの合計32チームで競技が行われました。桜台親和町会は軽可搬ポンプ(男子3名)が17番目、初動措置(女子3名)5番目に出場しました。今年の可搬ポンプのメンバーは古澤さん、倉持さんと私。初動措置の部は、堀河さん、醍醐さん、そして新たに近松さんが選手として登場しました。僅差で入賞は逃したものの、どちらのチームも充実した演技ができたと思います。
 さてこのコンクールですが、毎年同じ光景かと思いきや、実は確実に変わっていることを私は今年、大いに実感しました。何が変化しているのか。それは、各町会のポンプ、放水に使用する小型エンジン付きのポンプです。校庭の一角には各町会が持参したポンプがずらりと並びます。いままでは同じポンプが並んでいて、町会は違えども私はなんとなく親近感を持っていました。
 ところが今年はポンプをよく見ると、真新しいポンプが8台も並んでいるではありませんか。エンジンはコンパクトでピカピカ、給水管も新しく、デザインもよくなった感じがします。新型ポンプの側にいた別の町会の選手に話を聞くと、その町会では今年、新しいのと交換になったとのこと。うーん、桜台親和町会のポンプは随分と年代物になっています。大会当日にエンジンがうまくかからなく悔しい思いをした年もあり、今シーズンの練習や大会本番でも、エンジンがちゃんとかかることを心の中で手を合わせていたくらいです。
なんでも、新しいポンプは今までのものとは操作法はもちろん異なるものの、エンジンはずっとかけやすいとのこと。その町会の選手は新しいポンプについてあれこれと楽しそうに話してくれました。「あぁ、もはや同じポンプ(同じ条件)で戦うんじゃないのね……」。新しいテクノロジーの波はこんなところにもやってきていたのでした。
 まあ、我々の軽可搬ポンプチームは、今年はエンジンの調子は良く、ホースの搬送、消火的への放水も大きなミスはなく(ハズ)、やるべきことはやれたと自負しています。そんな我々を長年支えてくれているのがこの愛用のエンジン・ポンプでした。今年はこのポンプやホースなどの道具類にも深く感謝し、報告を終わります。
なお、防災コンクールは上記のごとく、町会単位のチーム対抗競技で、震災発生時の対応や消火器での消火、応急手当などを楽しみながら身につけることができる防災イベントです。是非、参加してみたい方は桜台親和町会レスキュー隊にご連絡をお願い致します。
(本ホームページ、連絡欄からご連絡をお願い致します。)

Keywords:桜台親和町会、桜台2丁目、桜台3丁目、防災コンクール、練馬区南町小学校校庭

 

平成30年度開三中避難拠点近隣合同防災訓練が開催されました。 (2018.7.13)

                  レスキュー隊Aブロック 山森 俊治          
 開進第三中学校と近隣5町会・自治会等の合同防災訓練が平成30年7月13日(土)9:00から開催されました。今年の訓練で第13回目となりましたが、朝からの猛暑にもめげず、全校生徒、教師、PTA,練馬区防災課、警察署、消防署および近隣5町会・自治会の方々総勢約650人が緊張感を持って訓練を行いました。
 本年も、「中学校3年間を通して、知識・実技・実地全てを体験することにより、防災に対する意識を育んでもらうこと」を目標に1年生は教室での防災マップ作成、2年生は校庭で①簡易担架組み立て訓練②初期消火訓練③バーナー・発電機・投光器操作訓練④備蓄倉庫見学を行い、3年生は各町会・自治会地域で情報収集訓練、担架搬送訓練を実施しました。
 桜台親和町会地域での訓練に参加した3年生(40名)は4班に分かれ、第一次避難(訓練)場所に入り、桜台親和町会レスキュー隊の方々やパトロール隊と合流し、説明を受けた後、2人1組となって「火災発生」や「家屋倒壊」の被害現場標識や街頭消火栓を探してまわりました。
 該当の被害現場標識や消火栓を見つけると、住所、名前、被災内容を「被災現場情報カード」に書き込み、第一次避難場所(しいのみ公園)に持ち帰り報告を行いました。公園では引き続き、練馬消防署署員による担架搬送のための説明が行われ、その後、各班に別れ、開三中まで担架搬送訓練を実施しました。
 7月初旬の観測史上最大の西日本大豪雨の報道を見て中学生たちも防災の意識が高くなっているかと思いますが、今回、地域の人たちとの連携を通じて更に「防災の大切さ」を学んだことと思います。
 午前11:30に、生徒さんを含む全ての関係者が開三中体育館に戻り、訓練閉会式が行われ、避難拠点運営連絡会長(山口会長)からねぎらいのお言葉があり無事訓練を終了しました。
 生徒の皆さん、関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした。


 参考:練馬区のホームページに避難拠点についての説明が掲載されていますので、是非、ご覧頂ければ幸いです。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/jishinsonae/hinankyoten.html

http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/jishinsonae/hinankyoten.files/06-09.pdf


Keywords:桜台親和町会、桜台二丁目、桜台三丁目、開三中避難拠点近隣防災訓練、桜台親和町会レスキュー隊・パトロール隊

練馬区管内警察署・練馬消防署等合同水難救助訓練に参加(2018.7.3)

                 レスキュー隊Aブロック幹事長/広報部
                              山森 俊治
                  
 平成30年7月3日(火)10時から「としまえん」波のプールにおいて、練馬区管内警察署・練馬消防署等による合同水難救助訓練が開催されました。
 この訓練は本格的な夏の行楽シーズンを控え、練馬区管内で起こりうる集中豪雨、台風等による水難事故を想定し、警察装備資器材を利用して救難技能の向上を図るとともに、地域住民の水難事故防止の意識高揚を図るため行われました。
 訓練には、練馬警察署、石神井警察署、災害対策課(特殊救助隊)、第九機動隊(水難救助隊)、練馬消防署、株式会社豊島園および町会関係者として向山町会と桜台親和町会レスキュー隊隊員(5名)が参加しました。(合計参加人数:約50名)
 季節外れの炎天下での訓練でしたが、「としまえん」波のプールにおいて、造波装置により大きい波を起こした上で、台風等による河川の濁流を想定し、機動隊の水難救助隊等が手漕ぎボートで溺れた人のもとに向かい漂流者の救助と水没者の捜索活動を行う訓練が実施されました。
 次に、練馬警察署の警察官がプールに飛び込み、溺れて助けを求める人をいかに救助するかについての実演が行われました。皆様も良くご存知かと思いますが、溺れかけた人に前から近づくと、パニック状態となって藁をもつかむ思いで、救助者に抱きつくため一緒に溺れる危険性があるとのことです。よほど自信がない限り、飛び込まず、すぐに仲間や周りにいる人に助けを呼ぶこと、機転を利かし、助けるための道具を探すことが大事とのことです。やむをえない場合は、背後から救難者に近づき助けるなどの慎重な行動が必要とのことです。
 その他、地域の町会の方が一緒に参加する形で、救命浮環、ペットボトルおよびクーラーボックスなどの身近な物を利用した救助訓練が行われました。
 最後に、ビーチで人口呼吸や心臓マッサージによる心肺蘇生法やAED(自動体外式徐細動器)を用いた救命活動の訓練が行われ、11時半に終了致しました。

Keywords: 桜台親和町会、桜台二丁目、桜台三丁目、合同水難救助訓練、レスキュー隊、練馬警察署、練馬消防署、特殊救助隊、警視庁第九機動隊(水難救助隊)、AED訓練

 

平成29年度桜台地区区民館とレスキュー隊との合同防災訓練(2017.11.24)

                                 防災部、広報部

 平成29年11月24日(金)、三丁目森公園において、桜台地区区民館と桜台親和町会レスキュー隊との合同防災訓練が実施されました。
 本ホームページにて開催のお知らせを致しましたように、桜台地区区民館の利用者、来館児童、学童クラブ児童、桜台第二保育園、アンジェリカ桜台保育園、近隣住民、地区区民館運営委員・職員合わせて約100名と桜台親和町会レスキュー隊16名が煙ハウス体験、水消火器操作および消防署への119番通報訓練を行いました。
 まず、14:00より消防署の方、岡村町会長および桜台地区区民館木原館長によるご挨拶の後、区民館職員やレスキュー隊員の方々が上述の訓練を行いました。
 消防署への通報訓練では実際に電話機を用意し、火災や救急要請等が発生している現場から119番通報する想定で、通信機を介して少し離れた場所にいるレシーバーを付けた消防隊員とやり取りをして、要領を学ぶ形で行われました。
 いざという時に慌てないために、普段から防災訓練などで119番通報訓練などを体験しておくことが大事とのことで、今年、初めて訓練内容に加えられました。固定電話と携帯電話では同じ場所から119番をかけても、最初につながる場所が違います。消防署も住所が分からなければ向かえませんので、手元にあって便利な携帯電話ですが、通報する時は特に注意が必要です。
 家や公衆電話などの固定電話で通報すると、基本的に電話がある地域を管轄する消防本部の通信指令室につながります。しかし、携帯電話は電波で通信していますから、どこのアンテナにつながるか分かりません。携帯電話で通報すると、つながったアンテナがある都道府県の119番通報を代表して受信する消防本部の通信指令室につながります。そこで住所を聞き、通報者の住所を管轄する消防本部の通信指令室へ通報を転送します。携帯電話で通報すると、途中に電話交換手が入るような形で通報がつながるとのことです。
 119番にかけると、まず聞かれることは
① 火事ですか?救急ですか? ②要請先の場所(住所)(共同住宅や会社などの場合は、マンション名や部屋番号、会社名や会社のどこにいるのか等も伝えてください。)
③ 要請場所の目印になるような目標、④何がどうしたのか? 
⑤通報している電話の番号(消防車や救急車が出場してから、状況を再び聞くことがあります)、⑥通報している人の名前
 上述の内容を覚えていなくても、119番につながると、通信指令員がこれらの質問をしてくれますので、落ち着いて質問に答えて下さい。
 今回の訓練では、名前、住所や状況を伝えるのにかかった時間も測定しましたが、中々、スムースに伝えることができず、時間がかかってしまう方もおられました。緊急時に通報すべき内容および仕方の重要さについて再認識した訓練でした。
 15:00頃より学童の子供たちや各保育園からの園児が続々公園に到着し、煙ハウスなどの体験や訓練を行い、16:00過ぎに終了致しました。
 火事は「ひとごと、私のところは関係ない」と思っている方が多いと思います。 しかし、火災はいつどこで発生するかわかりません。 いざという時のため、パニックを起こさず、『安全』で『確実』に行動できるよう、日頃から訓練に参加することが大事かと思います。

 

平成29年度練馬防災コンクール」奮戦記 (2017.11.5)

                         レスキュー隊員 森谷英一郎

 11月5日(日曜)、秋の恒例行事となりました練馬区の防災コンクールが練馬文化センター隣の区立南町小学校で開催されました。この行事は各町会・自治会を対象とし、1チーム3人で火災発生時の「初動処置対応」と「軽可搬ポンプの操作」をそれぞれ競技方式で実施するものです。
 当日は雲ひとつない快晴に恵まれ、区内の20を超える町会・自治会から100人近い選手と多くの応援団が朝早くから集まり、日頃の練習の成果を競いました。私は「軽可搬ポンプの操作」の選手として参加させていただきましたが、桜台親和町会からは多くの方々が応援にかけつけてくださり、多いに励まされました。
 コンクールの本番に私が臨むのは今回が3度目、そして野崎さん、倉持さんとのチームで臨むのは2度目でした。昨年の競技ではかなりの手応えを感じたものの、結果は入賞ならず。「よし、今年こそは優勝、少なくとも入賞するぞ!」とリベンジに燃えるチームの気合いは十二分に高まっていました。
 こうして迎えた当日。町会みなさまの熱い応援を受けながら無我夢中で競技を終え、待ちに待った結果発表です。私たちはその瞬間をこの1年、いや、ここ数年間、ずっと待っていました。アナウンサーの「優勝は」との声が会場に響き渡ります。ひと呼吸あいて「桜台」と続きました。「よし、ついにやったぞ!」と思った次の瞬間、桜台に続いた言葉は「自治会」。 「アレ?アチャチャチャチャ~」ということで、みなさまには優勝のご報告ができなかったことをまずはご報告です。敢闘およばず、面目次第もございません!」m(_ _)m
 と、前置きが長くなりましたが、防災コンクールに参加している「軽可搬ポンプの操作」チームの日頃の活動状況をご紹介したいと思います。
 毎年10月、「きずな祭り」が終了すると私たちの練習が始まります。町会には「軽可搬ポンプ」という小型エンジンのついたポンプと長さ20メートルくらいのホースが数本、常備してあります。「軽可搬ポンプの操作」とは、このポンプを運転し、ホースを接続し、遠くにある火点の目標へ向けて実際に放水する一連の操作です。私たちは土日の朝7時に開三中学校のグランドに集合します。コーチの三尾さん、吉川さん、古澤さんの指導を受けながら、選手は整列のきれいさ、操作手順の迅速・正確性などに注意を払いながら練習を繰り返しています。私はポンプ担当なので走りませんが、他の二人はホースを持ってグラウンドを所狭しと走っています。コーチ陣もホースの巻き取りやら指導やらで、かなりの運動量になります。約1時間の練習を終えると、私は汗でびっしょりです。
 「休みの日なのに朝から大変ですね」と言われることもありますが、実はこの練習、やってみると実に愉快で楽しいものです。例えば敬礼。はじめは各人の動きがバラバラなのですが、練習を重ねていくと3人の動きがシンクロし、きれいに揃うようになります。「練習は結果に必ず現れる」をまさに実感する瞬間です。このうまくいった時の充実感と連帯感、これがたまらなく面白いのです。町会の仲間と一緒になって何かをやりとげる達成感が直に感じられる――こうした得難い経験が得られことが、防災コンクールに参加している私のモチベーションになっていると感じています。
 最後に、来年の大会への作戦をそっと披露します。今回優勝した「桜台自治会」チームはここ4年間の大会において優勝3回、準優勝1回というまさに最強チームです。そこで私たちは彼らの競技が始まるや、一番近くに陣取ってひとつひとつの操作をつぶさに観察していました。「ふむふむ、ああ動いているのか」「なるほど、きれいな整列だ」と、彼らの技を少しでも吸収したいとの思いです。また、ポンプや白線の位置、距離なども来年の資料用にバッチリと記録を残しておきました。今回収集した多くの情報は、きっと私たちの力強い武器になると期待しています。
 来年への挑戦はすでに始まっています。日頃から多くの町会の方々に支えられて練習している私たちですが、そのご恩に報いたく、来年の吉報をどうぞ楽しみにしていて下さい。今年も温かい応援をありがとうございました。

Keywords:桜台親和町会、桜台2丁目、桜台3丁目、練馬区防災コンクール、軽可搬ポンプの部、初動処置の部、練馬区立南町小学校、レスキュー隊、負傷者救助模範演技

レスキュー隊第二回スタンドパイプ操作訓練が実施されました。(2017.4.23)

                        防災部副部長         吉川 昭二
                        レスキュー隊 Aブロック幹事長 山森 俊治
                      

 平成29年4月23日(日)、午後2時より、しいのみ公園南側道路において、練馬消防署職員のご指導のもと桜台親和町会レスキュー隊のスタンドパイプ操作訓練が実施されました。
 お天気も良く、レスキュー隊員、パトロール隊および町会員等総勢約30名の方々が参加されました。
 スタンドパイプ消火資機材とは、地下式消火栓に直接ホースを接続し、初期消火や延焼防止することができる道具一式で、消防車が入ることが難しい細街路でも消火栓があれば直接接続し、初期消火活動ができる資器材です。
 練馬区および防災会では、地域防災力を向上させるため、区内の町会・自治会に、スタンドパイプとホース、消火栓の鍵、台車等を一式とした「スタンドパイプセット」を配付する取組を進めています。
桜台親和町会レスキュー隊では平成26年8月24日に第一回目の操作訓練を行いましたが、その後、二年半が経過したため、改めて操作法を思い出し、定着させる目的で、防災部およびレスキュー隊が訓練を企画しました。
 参加者たちは、A,B,C,Dの各ブロックに分かれ、公園南側道路に埋設されている地下消火栓にスタンドパイプを接続する訓練や、放水作業の手順や合図、放水時の正しい姿勢などの指導を消防署員から受けた後、参加者が交代でスタンドパイプに繋いだホースによる放水を体験しました。また、40キログラム以上ある消火栓の蓋を特殊なバールを使って開ける訓練の際、女性隊員一人ではこの蓋は重すぎるので、二人がかりで開ける訓練も実施しました。
町会に導入されたスタンドパイプは最大80mまでホースをつなぐことができ、毎分100リットル以上の放水が可能です。放水距離は約15mで、建物の2階くらいまで放水できます。また、スタンドパイプ自体は比較的に軽量ですので女性や元気な高齢者なら持ち運びが出来ますし、消火栓が使えるところならどこでも運んで放水することが出来る特徴があります。
 訓練終了後(午後3時半)、消防署員による講評や質問の時間が設けられましたが、その折、地域住民によるスタンドパイプを使用した初期消火活動の有効事例の紹介がありました。東京消防庁のホームページにも、事例が記載されていますので、以下に引用しました。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2015/201508/camp1.html

 事例:本件は、葛飾区で発生した火災において、地域住民がスタンドパイプを活用し初期消火をした、都内で初の事例です。
初期消火活動を行った本田消防署管内にある四つ木三丁目若宮会は、スタンドパイプ購入以前に本田消防署からスタンドパイプ取扱説明や訓練指導を受けており、スタンドパイプ以外にもC級可搬ポンプを保管し、毎月第3日曜日に点検及び取扱訓練を実施しています。
今回の初期消火活動は、「自分たちの街は、自分たちで守る」という地域住民の防災意識の高さが、効果的な消火活動につながったと考えられます。

 今回、訓練に参加できなかった方々のために、横浜市作成の「スタンドパイプ式初期消火取扱要領」(PDF)をご紹介致します。以下のアドレスをクリックすると、ご覧になることができます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/shobo/seikatsu/pdf-file/syokisyoukakiguyouryou.pdf

 スタンドパイプは、大規模災害による火災発生時.に町内の皆さんの大きな味方となります。桜台親和町会では、「助けよう・助かろう」を合言葉に皆さんの安全・安心のため、日頃からしっかり備えてまいります。皆様のご協力と、ご理解をお願い致します。

Keywords:桜台親和町会、練馬区桜台、桜台2丁目、桜台3丁目、スタンドパイプ操作訓練、防災会、しいのみ公園、初期消火取扱要領、助けよう・助かろう、練馬消防署、防災意識




桜台地区区民館との合同防火訓練報告(2016.11.30)
(煙ハウス体験・消火器操作訓練)

           レスキュー隊Aブロックおよび広報部 山森 俊治

 平成28年11月30日(水)、14:00から16:00までの間、三丁目森公園にて桜台地区区民館との合同防火訓練が行われました。
 当日、14:00に桜台地区区民館職員、練馬消防署職員の方および桜台親和町会レスキュー隊員(16名)が集合し、桜台地区区民館木原館長および桜台親和町会岡村会長によるご挨拶ののち、まず最初に合同で煙ハウスの設営が行われました。
 14:30分に訓練が開始され、地区区民館では非常ベルがなり、来館児童の避難訓練が行われ、子供たちは三丁目森公園へ誘導され、消防署職員による煙ハウスおよび水消火器体験のための説明を受けた後、それぞれの体験訓練が行われました。
 まず、最初に「煙ハウス体験」が行われましたが、子供たちからはテント内での2-3mの距離を移動するだけなのに、煙が充満しているとテント内の障害物などが見えず、どのように進んでよいのか苦労したとの感想が聞かれ、煙の怖さを十分体験できたと思います。
 次に、小学生以上の子供たちが「水消火器訓練」エリアに移動し、消火器使用訓練を行いました。消防署職員による使い方の説明後、4-5人が組になって、「火事だー」という大声を出し、標的に向かって一斉に放水を行いました。
 15:00以降に桜台地区区民館に併設する桜台第二保育園児および桜台親和町会エリア内にあるアンジェリカ保育園児も森公園に続々と到着し、煙ハウス体験が行われました。
 今回の訓練には地区区民館職員、学童、各保育園児、練馬消防署職員、近隣の方々および我町会レスキュー隊の皆さん計186名が参加されました。
 年末年始は、空気が乾燥し、暖房器具を使う機会も多くなることから、火災が非常に発生しやすくなります。火の元に十分に注意するのは当然ですが、万が一の場合、犠牲者が出ないように訓練が役立つことを期待いたします。


Keywords:桜台親和町会、桜台2丁目、桜台3丁目、三丁目森公園、桜台地区区民館、合同防火訓練、煙ハウス体験、水消火器訓練。

 

警察・消防・レスキュー隊との合同訓練報告(2016.11.26)
                                                                               桜台親和町会レスキュー隊長 藤丸 英明


 恒例の練馬警察署レスキュー隊、練馬消防署レスキュー隊と桜台親和町会レスキュー隊との合同訓練を、開進第三中学校南門近くの校庭で行いました。この訓練には、協力支援をいただいている坂口解体工業の方々、更に、今回初めて参加いただいた日本救助犬協会の方々と救助犬3頭を含め、総勢約60名の参加でした。
 内容は3部構成の訓練と、救助犬協会からのデモンストレーションでした。
訓練の第1部は、木材や金属の切断訓練です。警察や消防のチェーンソーやエンジンカッターで、木材や金属パイプの切断に取り組みました。エンジンカッターはスピードもあって素晴らしいのですが、操作に慣れていないと自分自身を傷つけてしまいそうですし、金属を切るときに飛ぶ火花でびっくりしてしまいます。町会のカッター(2台所有)は充電式で音も静かで、改めて私たちでも使いやすいと感じました。
 第2部は、倒壊家屋からの被災者救出訓練です。坂口解体工業により設置された小屋の中にたくさんのがれきがのしかかっている被災者を救い出します。
 今年は、救助犬が不明者の存在を発見するという訓練も組みこんだため、がれきの中には本当に人が入りました。救助犬による発見、警察からその情報を得た町会のレスキュー隊員が、町会所有の万能レシプロカッターで突入口を開け、不明者にたどり着き、担架に乗せて安全な場所へと運び出しました。
 第3部は、AED(自動体外式除細動器)操作訓練でした。公共機関(学校や地区区民館)や町会独自で配備した桜台通りのサンクスにも設置されています。
 倒れて意識のない人に対して、心臓マッサージと併用して、救急車の手配,AEDの使用は大切です。心臓の止まった人が処置をされないでただ救急車を待っているだけだと、蘇生率は1分で10パーセント下がってしまいます。都内の救急車の到着時間は約6~7分なので、それまでの間に少しでも処置を始められることが大切だし、ありがたいと消防署の方のお話でした。
 最後に災害現場に派遣されて行方不明者の捜索に力を発揮する救助犬について、その訓練の実際や活動の様子についてのデモンストレーションを見せていただきました。訓練士とペアになって災害現場で働く救助犬の素晴らしさに感激しました。
 訓練にご参加いただきましたすべての皆様にお礼申し上げます。有難うございました。

          以下の写真部分をクリックすると、拡大されます。

Keywords;桜台親和町会、練馬区桜台2丁目、桜台3丁目、練馬警察署レスキュー隊、練馬消防署レスキュー隊、日本救助犬協会、合同防災訓練、エンジンカッター、被災者救出訓練、AED(自動体外式除細動器)操作訓練、万能レシプロカッター



防災コンクールに参加して(2016.11.6)

                    レスキュー隊員 倉持 晋吾

 みなさま、この度はお忙しいなか2016年度防災コンクールの応援や、ご協力をしていただきまして誠にありがとうございました。三尾コーチをはじめ、野崎さん、森谷さんはもちろん、古澤さん、松井さん、そして吉川さんの丁寧なご指導、支えがあったからこそ、自分はコンクールにのぞむことが出来ました。

 新米にも関わらず、毎週6時30分からの早朝練習では、先輩方が既に準備されている中、いつも一番遅くなってしまい大変申し訳なく思っておりました。ご無礼いたしました。自分は昨年度から練習には参加しておりましたが、昨年度は頑張って練習をしたにもかかわらず、雨天中止という何とも中途半端な結果に終わってしまったため、今年度が防災コンクールの初めての参加になりました。
 当日は天候にも恵まれ、チームワークはもちろん、自分自身も練習以上に声、動き共に教わった事を出し切れたつもりでおりましたが、 三位入賞もかなわない結果に終わってしまった事をものすごく悔しく思っております。

 振り返ってみれば練習は仕事の忙しいときと重なったり、体調を崩していた時期もあったりと、しんどいと思う事も多々ありました。 しかしそれ以上に得たものも大きく、来年度もこのメンバーで、是非、是非リベンジを果たせればと強く思っております。また、来年、再来年度に向けて、若いメンバーも二組ぐらい参加できるチームを作っていければ、もっと楽しく強くなれるような気がしました。子供に競技を見せれた事も良かったです。

 防災コンクールだけに言える事ではありませんが、 今回このような形で地域の皆様とふれあえる機会が持てた事を個人として、また親としてもとても嬉しく思っております。子供の頃から桜台に住んでいる自分にとって、町内の人を知り、ふれあい、初めて自分がこの町に住んでいるのだと実感する事ができたような気がしました。
 地域の人たちとふれあい、情報を共有する機会が増える事で、犯罪や災害時など緊急を要する事が起きたときにも、必ず役に立つ対応に繋がるのかなと感じております。これからもこの町を大切にし、自分の子供、さらには孫に繋げていけるよう、 出来る範囲で活動していきたいと思いました。このような機会をいただき本当にありがとうございました。
 どうぞ乱文にてお見苦しいこととは存じますが、どうかご判読のほどお願い申し上げます。皆様今後とも宜しくお願い致します。

keywords:桜台親和町会、桜台2丁目、桜台3丁目、防災コンクール、地域の人たちとの触れ合い、軽可搬ポンプの部、初動措置の部、練馬区立南町小学校校庭

練馬警察署レスキュー隊との合同防災訓練(2016.9.1)
                   レスキュー隊 Aブロック幹事長
                           山森 俊治

 9月1日は国民が災害についての認識を深め、地震や台風、豪雨などへの準備をする「防災の日」として制定されており、毎年各地で防災訓練が行われています。
 練馬警察署レスキュー隊は本年(2016年)もこの防災の日に大災害を想定した大規模な防災訓練を計画し、パートナーシップを結んでいる桜台親和町会レスキュー隊とともに合同訓練を実施し、町会からはレスキュー隊のメンバー12名(男性8名、女性4名)が訓練に参加しました。
 午前9時から練馬警察署裏手の駐車場にて訓練が開始され、本年も地震により放置された乗用車を移動させるという想定訓練、地震による事故でドアが開かなくなった車からの怪我人の救出訓練および火災消火訓練が実施されました。
 最初の訓練ではドアが開かなくなったタクシーに閉じ込められた負傷者に見立てた人形の救出を行いました。まず、エンジンカッタでドア部分を切断しようとしましたが上手く行かないため、車の窓を警棒で割り、ロックされたドアを開け、救出を行う方法を取りました。
 次に、火災を想定し、警察署の建物の壁に向かって放水する訓練を行い、桜台親和町会レスキュー隊の男性、女性隊員それぞれ1名ずつ、指導を受けながら放水訓練に参加しました。
 警察署での訓練後、練馬消防署裏に移動し、練馬消防署特別救助隊の訓練を見学しました。訓練は、地震により地下に落下し、鉄パイプの下敷きになった想定怪我人を救助隊員が10m近くの高さの消防署の3階廊下部分からロープで降下し、鉄パイプをカッターで切断後、担架で怪我人を地上に救助させる内容で実施されました。
 最後に、消防署のはしご車を背にして、記念の集合写真を撮ったのち、警察署内に戻り、練馬警察署レスキュー隊の皆さんが訓練のために作った豚汁を頂き、訓練を終了致しました。
 防災体制の強化については、住民による自主防災活動を促進し、地域ぐるみの防災体制を確立することが重要です。特に、大規模災害時には、地域住民一人ひとりが「自分たちの地域は自分たちで守る」という信念と連帯意識の下に、防災活動を行うことが必要不可欠です。桜台親和町会レスキュー隊は災害に備え積極的に訓練活動等に励んでおりますので、引き続き町会員の皆様のご支援を頂ければ幸いです。

    以下の写真部分をクリックすると、写真が拡大されます。

追記)以下の下線が引かれた青字のアドレスをクリックすると当日の訓練の様子(フォトムービー)をご覧になることができます。

https://1drv.ms/v/s!AvyPyx3M6qfRoXxgWhH82cLxV1qx

Keywords: 桜台親和町会、桜台二丁目、桜台三丁目、桜台親和町会レスキュー隊、練馬警察署レスキュー隊、練馬消防署特別救助隊、自分たちの地域は自分たちで守る


 

警察・消防・レスキュー隊との合同訓練報告       (2015.11.21)

              防災部長/レスキュー隊長 藤丸 英明  

 2015年11月21日、練馬警察署レスキュー隊、練馬消防署レスキュー隊と当町会レスキュー隊(22名参加)との合同訓練を、開進第三中学校南門近くの校庭で行いました。この訓練には、協力支援をいただいている練馬区役所防災課、災害現場の想定家屋作成に坂口解体工業(株)の方々、更に訓練見学の向山町会の方も含め総勢約60名の参加で、次の3部の構成でした。 第1部は木材や金属の切断訓練です。警察や消防のエンジンカッターや親和町会の万能レシプロカッターで、柱やトタン板の切断に取り組みました。エンジンカッターはスピードもあって素晴らしいのですが、操作に慣れていないと自分自身を傷つけてしまいそうですし、金属を切るときに飛ぶ火花でびっくりしてしまいます。町会のカッター(2台所有)は充電式で音も静かで、私たちでも使いやすいと感じました。余談になりますが、訓練以外でも使用したい方はぜひ借り出して慣れてください。 第2部は倒壊家屋からの被災者救出訓練です。坂口解体工業の設置したパイプを骨組みに組み立てた小屋の中に、たくさんの瓦礫がのしかかっている被災者を救い出します。レスキュー隊から4人が選ばれ、家屋に向かい、町会のレシプロカッターでドアに大きな穴をあけ進入し、中で瓦礫を取り除いて被災者を救出します。この間、見学者のために消防の方から、進行中の作業やその注意点の説明が行われました。 第3部はAED(自動体外式除細動器)操作訓練でした。AEDは公共機関(学校や地区区民館)や町会独自で配備した桜台通りのサンクスにも設置されています。倒れて意識のない人に対して、心臓マッサージと併用して、救急車の手配,AEDの使用は大切です。心臓の止まった人が、処置をされないでただ救急車を待っているだけだと、蘇生率は1分で10パーセント下がってしまいます。都内の救急車の到着時間は約6~7分なので、それまでの間に少しでも処置を始められることが大切だし、ありがたいと消防署の方のお話でした。 訓練にご参加いただきましたすべての皆様にお礼申し上げます。有難うございました。 追記1:訓練当日、練馬消防署長および練馬警察副所長がお見えになり、激励して頂きました。お礼申し上げます。追記2:以下のアドレスをクリックすることにより、当日の様子をフォトビデオでご覧になることができます。
https://onedrive.live.com/redir?resid=D1A7EACC1DCB8FFC!3231&authkey=!AKptBGllLxA4Md0&ithint=video%2cwmv

Keywords:桜台親和町会、桜台2丁目、桜台3丁目、練馬警察署、練馬消防署、エンジンカッター、万能レシプロカッター、倒壊家屋からの被災者救出訓練、AED(自動体外式除細動器)操作訓練、桜台親和町会レスキュー隊、練馬区役所防災課、坂口解体工業(株)

桜台地区区民館との合同防災訓練開催(2015.11.21)
(練馬消防署の協力による煙ハウス体験および消火訓練)

                   レスキュー隊 Aブロック幹事長

                            山森 俊治

 2015年12月9日(水)午後2時30分から三丁目森公園にて桜台地区区民館との合同防災訓練(練馬消防署の協力による煙ハウス体験と消火訓練)が開催されました。今年も、桜台地区区民館運営委員会主催、桜台親和町会レスキュー隊(15名)および練馬消防署協力のもと、地域の方々、近所の子供たち・学童クラブ児童および保育園児(桜台第二保育園、アンジェリカ桜台保育園など)など計177名が煙ハウス体験と訓練用水消火器による消火訓練に参加しました。

 煙ハウス体験訓練は、人体に無害な煙がこもったの共に、普段からの火の取扱いがいかに重要であるかを広く市民の皆様ハウス(縦2mX横5mX高さ2mのテント)内を歩いてみることで、火災で煙に巻かれると、全く前が見えないということを体験し、煙に対する恐怖感、煙の性質を実感すると共に、普段からの火の取扱いがいかに重要であるかを広く地域の方々に知って頂く事が目的です。煙ハウス体験訓練の前に、消防署の方から、火災にあってしまったとき、一番恐ろしいのは 実は煙だということ。また、煙の中で逃げるときは、ハンカチで口をおさえ、姿勢を低くして、壁伝いに歩くと良いとのお話がありました。

 実際に煙ハウスを体験し、中から出てきた人々や子供たちに地区区民館職員の方々がインタビューをしておりましたが、「頭ではわかっていても、中に入ると、煙が一杯で、周囲の様子がわからなくなり、気が動転した」との声が聴かれました。

 一方、消火訓練では通常の消火器と全く使い方が同じである水消火器による火災消火訓練が行われ、こちらも園児や多くのこども達が参加しました。練馬消防署の女性隊員による操作方法についての説明の後、3-4名で組になった子供たちはまず、火事に気づき、周りに火災を知らせる想定のもと、大声で「火事だー」と叫んだあと「火」と大きく書かれた的に一斉に水消火器から放水させる訓練を行いました。

 2015年12月4日午後に練馬区羽沢の7階建てマンションで発生した火災で、火元とみられる3階一室の焼け跡から、逃げ遅れたとみられる遺体が発見され、ほかに、3階の別の部屋に住む女性が煙を吸って軽いやけどを負ったとの報道がありました。一度火事が発生すると煙による影響が非常に大きく,早いスピードで広がり、煙に巻かれると有毒な一酸化炭素ガスにより命を落としかねないこと、初期消火が重要であることなどが教訓として残されています。
 今回の訓練で火災における被害を少しでも防ぐことができるよう普段から体験をし、万一に備えることが大切であることを改めて感じました。特に、子供たちは自分の身を守るための重要さや、みんなとの助け合いの大切さについて貴重な体験ができたと思います。

 訓練に参加された皆様およびレスキュー隊員の皆様、お疲れ様でした。また、訓練のご指導を頂きました練馬消防署職員の方々にお礼申し上げます。

 以下のアドレスをクリックすると、当日の訓練の様子をフォトビデオにてご覧になることができます。 https://onedrive.live.com/redir?resid=D1A7EACC1DCB8FFC!3230&authkey=!AN_vDrDGvEwCGcY&ithint=video%2cwmv

Keywords;桜台親和町会、桜台地区区民館運営委員会、練馬消防署、三丁目森公園、合同防災訓練、桜台親和町会レスキュー隊、煙ハウス体験、訓練用水消火器、初期消火

24時間いつでも使用可能の町会AEDを設置しました(2015.9.1)

                    桜台親和町会長 岡村 宏平

 24時間いつでも使用できる町会のAED(自動体外式除細動器)が2015年4月27日からサンクス練馬桜台店に設置されました。救急救命は時間との競争で、AEDは不可欠の機器になっています。すでに全国で60万台以上が設置され、町内でも桜台地区区民館や保育園、グループホームなどに設置されています。ただ、使用できる時間帯に制限がある場合がほとんどで、深夜・早朝の時間帯での対応が課題になっていました。

 桜台親和町会は町内で唯一24時間営業しているサンクス練馬桜台店と同店舗の建物所有者の全面的なご理解・ご支援を受けて、桜台3-38-38の桜台通りに面したサンクス店舗の正面左側の外壁にAEDボックスを設置しました。内部にAED本体を収納しています。盗難やいたずらを防止するため、南京錠をかけていますが、必要の際はサンクス店員に住所と氏名を伝えて鍵を受け取り、AEDを取り出してください。

 町会AEDは米国のフィリップス・メディカル・システム社製でフクダ電子東京販売株式会社とリース契約しています。この機器は交番に配備している機種と同じものです。

 町会員のみなさまが、AEDが必要になった際に、慌てることなく、どのような時間帯でも町会AEDを活用していただけるように、2015年8月30日に桜台地区区民館で第1回の操作講習会を開催しました。精密機器とはいえ、操作は難しくはありません。機器から流れる音声の指示に従って操作すれば問題はありません。
 町会をはじめ近隣住民のお役にたつことが出来れば幸いです。


追記
1)AEDの使用方法をフクダ電子㈱ホームページよりご覧になることができます。
  以下のアドレスをクッリック願います。
  http://www.fukuda.co.jp/aed/movie/movie_manual1.html
2)2015年8月30日に桜台地区区民館で開催された操作講習会の様子をビデオで
  ご覧になることができます。同様にクリック願います。(表示まで若干、時間がかかります。)

https://mega.nz/file/LlMjUBhZ#iKmTwEhLyIRCbvueyR1oypVjtpQv3Bl8GRYoTQGNZqw

Keywords:桜台親和町会、桜台二丁目、桜台三丁目、AED(自動体外式除細動器)、操作講習会、サンクス練馬桜台店正面左側外壁


練馬警察署レスキュー隊との合同防災訓練(2015.9.1)
                               レスキュー隊 Aブロック幹事長
                                                 山森 俊治

 昭和35年6月の閣議において9月1日が、防災の日として制定され、台風、高潮、津波、地震等の災害について対処する心構えを準備する目的のため、毎年各地で防災訓練が行われています。
練馬警察署レスキュー隊はこの防災の日を機に、大災害を想定した大規模な防災訓練を計画し、パートナーシップを結んでいる桜台親和町会レスキュー隊および練馬区向山町会とともに官民合同訓練を実施しました。
 あいにくの小雨にもかかわらず、午前9時30分より練馬警察署裏手の駐車場にて訓練が開始されました。今回は地震により放置された乗用車を移動させるという想定訓練および地震による事故でドアが開かなくなった車からの怪我人の救出訓練が実施され、岡村町会長を初めとする桜台親和町会レスキュー隊のメンバー7名も訓練に参加しました。

 車の移動訓練に用いられたのが「ゴージャック」という名の車両移動器具です(添付動画参照願います)。主に災害時に乗り捨てられた乗用車や救助活動等に支障きたす車両を移動させ、緊急車両の通行を確保するために使用されます。人力で容易に移動させることできることが特徴で、具体的には、4か所のタイヤの下に器具を取り付け、装置のペダルを踏み込むことによりジャッキ機能と移動機能を同時に発揮させることが出来る器具です。

 引き続き、ドアが開かなくなった車に閉じ込められた負傷者に見立てた人形の救出訓練を行いました。車の窓をハンマーで割り、バールでロックされたドアを開け、救出を行う訓練の他、チェーンソーやエンジンカッタで鉄パイプや角材を切断する訓練も行いました。
 警察署での訓練後、練馬消防署裏に移動し、練馬消防署特別救助隊の訓練を見学しました。訓練は地震により地下に落下した想定怪我人を救助隊員が10m近くの高さの消防署訓練棟からロープで降下し、担架で怪我人を地上に移動させる内容で実施されました。
 防災体制の強化については、防災関係機関による体制整備が必要であることは言うまでもありませんが、住民による自主防災活動を促進し、地域ぐるみの防災体制を確立することも重要です。特に、大規模災害時には、地域住民一人ひとりが「自分たちの地域は自分たちで守る」という信念と連帯意識の下に、防災活動を行うことが必要不可欠です。桜台親和町会レスキュー隊は災害に備え積極的に訓練活動等に励んでおりますので、引き続き町会員の皆様のご支援を頂ければ幸いです。

追記)以下の下線が引かれたアドレスをクリックすると当日の訓練の様子(フォトムービー)をご覧になることができます
https://onedrive.live.com/redir?resid=D1A7EACC1DCB8FFC!2535&authkey=!AE74bBMMU

d9mZAI&ithint=video%2cwmv

Keywords: 桜台親和町会、桜台二丁目、桜台三丁目、桜台親和町会レスキュー隊、練馬警察署レスキュー隊、練馬消防署特別救助隊、ゴージャック、車両移動器具、自分たちの地域は自分たちで守る

 合同防災訓練について(2015.7.15)

                    前防災部副部長 小川 美津男

 2015年7月11日(土)の朝、開進第三中学校体育館に全校生徒、教師、PTA,防災課、警察署、消防署および近隣5町会・自治会が参加して、第10回合同防災訓練が岩尾校長の開会の言葉から始まりました。
 例年のごとく、1年生は防災マップ作成訓練、2年生は校庭訓練で、1)初期消火訓練、2)資機材操作訓練、3)備蓄倉庫見学、4)簡易担架組立訓練、3年生は校外訓練で、1)各地域に入り、被災現場情報収集訓練、防災資源確認(街頭消火器)、2)応急救護訓練、3)被災者・避難者担架搬送訓練、4)配給食訓練(クラッカーの配給訓練)を行いました。
私は9時20分、校外訓練に参加する3年生の生徒(男子2名と女子7名)、付き添いの教師(高野先生)1名およびPTA2名の計12名を先導して、定刻にBブロック第一次避難場所(木村ブロック幹事長宅)に到着しました。折から猛烈な暑さのためまず給水をとったのち、幹事長代行の大坪氏が情報収集訓練の説明を行い、情報カードの記入方法を伝達しました。
高野先生から校外訓練の注意がありましたが、そのお話しの中で、このような地域団体との合同訓練はやっていない地区から通学する生徒もいるので、今日の訓練を十分に体験するように、また昨年は熱中症にかかった生徒がいたので水分補給などに注意するように、との細かな指示がありました。
 次いで警察官による交通に関する注意ののち、直ちに生徒は2人1組となり訓練を開始しました。町会レスキュー隊員が標識のある被災現場に案内して「被災現場情報カード」の記入を指導しながら標識を回収し、同時に街頭消火器の点検(番号記入など)を行い、しいのみ公園に移動して本部員に情報カードを提出しました。
 その後、生徒は消防署員の指導による三角巾の使用方法(応急救護訓練)を学び、次いで怪我人を運ぶ担架搬送訓練を、しいのみ公園から開三中まで交代しながら行いました。私は学校まで搬送される担架の上で、「この生徒たちがやがて社会人になり、素晴らしい人生が…」と考えていると、「おじさん、学校に着きました」と告げられて我に返りました。校庭では2年生が資機材操作訓練(バーナーや発電機など)をやっていました。
 猛暑の中でしたが一人の落伍者もなく無事訓練は終了しました。最後に再度全員が体育館に集合して、避難拠点運営連絡会長でもある岡村会長から、ねぎらいのお言葉があり終了しました。


合同防災訓練について

                            開進第三中学校
                         副校長 井上 敬夫

 区内の中学校からの転任ですから、開進三中の合同訓練は「非常に大がかりである」ことは噂には聞いておりました。ある程度想像していましたが、これほどの大規模な訓練だということを改めて感じました。
 今回私は、本校のホームページに詳細を記録しようと、開会式から学年ごとの防災訓練の様子をカメラマンとしてあちらこちらに出かけて撮影に徹しました。カメラ越しに訓練の様子を見てみると、生徒が真剣さの中に楽しそうに訓練を行っている様子も分かりますが、それ以上に多くの地域の方々が協力していただいているのが伝わってきます。実際の訓練では、中学生は「戦力」として防災活動を担わなければなりません。その中学生たちは、地域の方々に見守られながら育てられている様子が分かりました。
 地域との連携を深めながら学校の教育活動を展開していくことの大切さを改めて実感しました。今後ともよろしくお願いします。

合同防災訓練を終えて

(平成27年7月)

                    開進第三中学校
                       三年三組 東 智美

 避難とは、自分の身を守るだけでなく人の命までも守るものだということを、今回認識を新たにしました。三角巾で怪我をした人の処置をする訓練の際、消防の方がおっしゃっていました。一番大切なのは処置ではなく、人を不安から遠ざけることだと。この言葉は今でも強く印象に残っています。そして本当に災害が起こり自分が助ける側に立つのであれば、目を見て何度も声をかけ、近くにいてあげたいと思いました。
また、備蓄倉庫や消火器の場所を確認した際には、このようなものが近くに多くあることが分かりました。地域の防災は、たくさんの人に支えられて成り立っているということを実感しました。
 今回、自分だけでなく、人も助けなければならないことの難しさを感じるとともに、これから社会へ飛び立つ私たちがすべきことであると強く思いました。消防団員はいくらでもいるわけではありません。だからこそ、少しでも力になれるような行動を自らしていくことが、地域を守る第一歩になるのではないかと思いました。
 貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

 

 

Keywords; 桜台親和町会、避難拠点合同防災訓練、被災現場情報収集訓練、被災現場情報カード資機材操作訓練、担架搬送訓練、応急救護訓練

防災コンクールに参加して(2014.11.9)

           レスキュー隊員/文化青少年部副部長 
                      片山 えり子

 毎年恒例となっている防災コンクールが、今年(2014年)は11月9日(日)午前9時30分から雨の降る中、南町小学校の校庭で決行されました。
 私がこの行事に女性グループの指揮者として出場するのは6回目位(?)と思いますが、その中で、宮下久美子さんが1番員、篠芳子さんが2番員としてのチームでの出場は4回目と思われます。そしてその内の2回で入賞を果たしているというベストなチームワークなのです。今年こそはこれで最後、と決めて出場することをお引き受けしてからは、3人で心をひとつにして力を合わせて練習に励みました。 
 練馬消防署には2回行って指導を受け、開三中での男性陣との朝7時からの朝練にも参加しました。元消防団のコーチの三尾さんからは、号令のかけ方、走り方、気持ちを入れて3人の歩調をよく揃えることなど、いつもながら丁寧に教えていただきました。
 毎年同じことをする訓練ではありますが新しい発見もありました。応急手当で三角巾を傷者の頭に巻くとき、傷口が当たる中心部に手を触れないようにすることや、傷ついた腕をつる際の三角巾の端が地面にふれないように注意することなど、消防署員から教わったことです。手際よく細やかな配慮が必要でした。
 今回は順番を決めるくじが14番と遅かったこともあり、出場の間際まで校庭の隅で3人で練習を繰り返し、本番に臨むことができました。その結果、これまでで一番しっかりと3人で気持ちよく初動措置の対応ができたのでないかと思います。入賞こそ果たせませんでしたが、悔いのない良い行動ができたと3人で自負しております。
 朝早くから雨の中、応援にかけつけてくださった皆様に心から感謝いたします。終わり頃にはお天気もよくなり、3人で最後のお役目が無事に果たせたことを大変嬉しく思いました。来年は是非新しい方にチームを組んでいただき、防災の意識を持ってこの行事にご参加いただけますよう心から願っております。

 

広報部追記:以下のアドレスをクリックすることにより、防災コンクールの様子を動画でご覧になることができます。


https://onedrive.live.com/redir?resid=BA0704EB80FBE9C2!1422&authkey=

!AHpsN0iAksJcEx4&ithint=video%2cwmv

 


練馬警察署・消防署レスキュー隊との合同訓練報告

(2014.10.26実施)

                桜台親和町会レスキュー隊長 藤丸 英明

 昨年に引き続いて、練馬警察署レスキュー隊と桜台親和町会レスキュー隊との合同訓練が、開進第三中学校南門近くの校庭で行われました。この訓練には、練馬消防署の方々も参加してくださり、レスキュー隊員約30名と合わせ総勢50名ほどでの訓練となりました。

 開会のセレモニーの後、練馬警察署の方々の指揮で準備体操を行いました。
 はじめは、警察の方々による資器材の紹介で、今回初めて披露されたのが、「ゴージャック」という名の車両移動装置です(添付動画参照願います)。災害時に乗り捨てられた車両を移動させ緊急車両の通行を確保するための装置です。4か所のタイヤに機器を取り付け、指揮者を含めて5名で車両を移動させることができる装置です。

 続いて、エンジンカッターの取り扱いや練馬警察署管内14の交番に配備されている防災用資器材の説明がありました。
 その頃、現場への出動で、私たちの訓練への参加が遅れていた消防署の方々も到着しました。いつもの丸広土木(株)の方から依頼を受けた、練馬区羽沢の坂口解体工業の方々により、金属金具等で留められた木材や塩ビパイプなどが積み上げられた倒壊想定家屋の下に置かれた被害者2名(人形)を救出する訓練を3回行いました。

 昨年度購入した2基のHILTI社製強力万能レシプロカッター(充電式)やバール・ジャッキも駆使し、木材、金属金具、鉄パイプを切断し、生き埋め者を素早く救い出す訓練を行いました。

 ブロック幹事長が指揮をし、負傷者への勇気付けのための声かけ、ジャッキアップ、材木運び出し、生き埋め者の救出等の役割分担をして人形(重さ35キロぐらい)2体を運び出しました。

 訓練について、練馬警察署や練馬消防署から次のようなご指導ご講評をいただきました。
 ○声を出し、また、被害者に声をかけているのは大切なことである。
 ○救出の際に救出者が安全であるよう、特に腰を痛めるようなことがないよう姿勢を注  意したり共同で作業を行ったりすることが大切である 
 ○助けるための方法は一つというわけではないので、状況に合わせた措置が大切である

 訓練にご参加頂きましたレスキュー隊、練馬警察署レスキュー隊および練馬消防署、坂 口解体工業の皆様にお礼申し上げます。有難うございました。
                                     以上
          
追記1:以下のアドレスをクリックして頂くと、当日の訓練の動画をご覧になれます。

https://onedrive.live.com/redir?resid=BA0704EB80FBE9C2!1391&authkey=!AM9Suvsn_RoM8og&ithint=video%2cwmv

追記2:桜台親和町会は東京防災隣組認定団体です。

Keywords;桜台親和町会、練馬区桜台、桜台二丁目、桜台三丁目、桜台親和町会レスキュー隊、練馬警察署レスキュー隊、練馬消防署、ゴージャック、東京防災隣組認定団体 

「防災講演会」を聞いて  (2014.2.19)
           演者:防災システム研究所 山村武彦所長

 練馬区町会連合会主催、練馬区後援による防災講演会が、平成26年2月19日(水)、午後7時より、練馬文化センター小ホールにて開催されました。

 この講演会は平成25年度東京都 地域の底力再生事業助成を活用して、『 「近助の精神」
「防災隣組」で安全・安心まちづくり、~災害時における町会・自治会の役割~』と題して、防災システム研究所 山村武彦所長が講演されました。

 山村先生は1964年(昭和31年)新潟地震のボランティア活動を契機に防災アドバイザーを志し、以来、50年以上「真実と教訓は現場にあり」と、現場主義を掲げ、世界中で発生する様々な災害の現地調査を実施し、そこから得られた数々の教訓を風化させないため、講演等を通じ、防災や危機管理意識の啓発にご活躍されておられます。

 今回のご講演では、7つの大きなポイントについてお話をされました(配布されたレジメ参照)が、これらのお話の一部や先生の著書につきましては、防災システム研究所のホームページ(*1)や(*2)に示したアドレスにも掲載されていますのでご参照ください。
*1.防災システム研究所ホームページアドレス
http://www.bo-sai.co.jp/
*2.平成24年昭島市にて行われた防災リーダー研修会での山村先生のご講演記録
https://www.googledrive.com/host/0B82uH0CMMu9hZ3ZEZ3NEV1hxQVU/
このうち、印象に残った以下の3点につき簡単にご紹介致します。


生死を分ける認知心理バイアス
(凍りつき症候群、正常性バイアス、同調性バイアス)

危険が迫ったとき『こんなことは起こるはずがない』と目の前の最悪の現実を否定する正常性バイアスと『周りの誰一人逃げようとしていない。だから間違いなく大丈夫だ』と目の前の危機的な現実を否定する心理(同調性バイアス)が働き、結果的に災害から逃げ遅れてしまう。また、 突然襲ってくる大災害や大事故に直面すると、想定外の衝撃で頭の中は真っ白で、身心は凍りついたように活動を停止してしまう(凍りつき症候群)。津波がすぐそこに迫っているのにゆっくり歩いていた人に、後でお聞きしたら「自分では走っているつもりでしたが足がすくんで、前に出ないのですよ」と言う。個人のほか、自治体も、企業も、この正常性、同調性バイアスにかかりやすい。時折、いま自分たちは凍り付き症候群になっていないか、正常性バイアスに陥っていないかって、自問自答することが大事であり、また、災害を迎え撃つ覚悟で取り組む日頃の訓練や安全習慣が命を守ると述べられました。

いのちの笛 (http://www.bo-sai.co.jp/inotinohue.htm )
阪神大震災のとき、先生は、被災地で家の下敷きになった人々の声にならない助けを求める悲痛な声を聞き、神戸から戻り、身体障害者やお年寄りの犠牲をなくすために「イザッ」というとき、助けや応援を呼ぶ「命の笛」を考案されました。この笛は小さな息でも遠くへ音が届き、ガラスや壁にさえぎられていても外へ聞こえ、群衆、騒音、爆発音などの中でも人が一番聞きとりやすいと言われる周波数3150ヘルツに合わせて調律されています。また、どんな気候、天候でも同じように機能が発揮できるようになっているのが特徴とのこと。

山村先生が提唱する「近助の精神」、「防災隣組」
いざという時に助け合えるように、向こう三軒両隣で「防災隣組」をつくると共に、普段からほどよい距離感で隣人に関心を持ち、困っているな、変だなと思ったら、いつでも近くにいる人が声を掛け、助け合う、傍観者にならない心、それが「近助の精神」。(山村先生ご講演配布資料より引用)。
日本は地勢的に災害が起こりやすいリスクをもっているが、日本人は、どんな過酷な災禍の中にあっても、礼節を失わず、助け、隣人が支えあって、何度も災害を乗り越えてきた。だからこそ、自然災害や、孤独死・孤立死などの社会災害による被害を最小限に食い止めるための助け合いの仕組みを作っていかなければならないと、強調されました。

首都直下地震等への備えとして、一人ひとりが自らを守る「自助」、近くにいる人同士が助けあう「共助」、更に「近助の精神」が何より大切です。

 東京都は、すでに「防災隣組」の事業を推進し、練馬区内でも組織化が始まっているとのことです。我が町会でも、まず、防災隣組の必要性を町会の皆さんに意識してもらう場作りが課題かと思います。
 今回のご講演には防災組織や共同体を構築するためのヒントが満載されていましたので、
これらを参考にして、防災意識向上に取り組んでいく必要があるのではないかと考えます。
                        広報部・レスキュー隊員 山森俊治

 以下、講演会にて配布された資料


Keywords;桜台親和町会、防災講演会、防災システム研究所 山村武彦所長、練馬区町会連合会、近助の精神、防災隣組、正常性バイアス、同調性バイアス、凍りつき症候群、命の笛、目からうろこの防災新常識