敬老券のご案内(町会長 長嵐大朔)

敬老券のご案内
                              町会長 長嵐 大朔
 
 今年の関東地方の梅雨明けは7月29日頃で平年より8日も遅く、梅雨の間は気温の低い曇天が続いていましたが、梅雨明け後は連日猛烈な暑さがやってきて、ところによっては熱中症で亡くなる人も出るといった状況にまでなりました。そんな中にあっても町会の皆様には酷暑を乗り越え、お健やかに「敬老の日」を迎えられますことを、心よりお慶び申しあげます。
 厚生労働省が7月30日に発表した「平成30年簡易生命表の概要」によると、同年の男性の平均寿命は81.25歳、女性は87.32歳となり、前年に比べ男性は0.16年、女性は0.05年それぞれ上回り過去最高となりました。また、日本人の3大疾患であるがん、心疾患、脳血管疾患で亡くなる人がゼロになると、男性は6.7歳、女性は5.55歳さらに平均寿命が延びるそうです。このような長寿社会の進展により、今後は医療や介護、公的年金など社会保障制度の一層の充実が望まれます。
 練馬区では本年度から区政の方向性として「6つの施策の柱」を策定しましたが、その中に「高齢者が住み慣れた地域で暮らせるまち」づくりがあります。区内の高齢者の約8割は要介護認定を受けていない“元気高齢者”だそうです。元気で意欲のある高齢者が積極的に社会参加活動を行うことは、健康増進や介護予防につながります。今後もお一人ひとりに合った生活様式で豊かな人生を送られますよう願っています。


2019年09月12日